大盛ごはんの上に,タマゴ3個ぶんくらい使った天津飯の卵焼き,あんかけ,マーボーが乗っています.
1000 kcalを超えるボリュームで450円,阪大生のソウルフードであります.
私はさらにマヨネーズを一周かけます.
マーボーの辛さがマイルドになって,マヨラーにはたまらない美味しさとなります.
大阪の知性を支えると紹介してくださっている方もいますが,これを頻繁に食べると間違いなく胃が馬鹿になります.
学部時代は,週に1度は必ず食べていたものです.
特に理学部の1回生だったころは,必修の授業が多く,朝から夕方の1~4限の授業を受けた後,さらに教職科目の5,6限を履修し,19:30の授業終了とともに図書館下食堂(ラストオーダー20:00)に駆け込み,天津麻婆丼(ときには+50円して大サイズ)を胃に押し込み,そこからさらに図書館で授業の課題を処理する,といった怒涛の毎日を送っていました.
帰宅してからも課題をこなし,翌日は7:30には起床し,連続テレビ小説(当時は「ゲゲゲの女房」と「てっぱん」)を見てからまた1~4限の授業,という毎日でした.
あのころはハードやったなあ...
しかし,その時代に間違いなく胃も心もタフになったと思う.燃費は悪くなったけど.
当時の悪友の影響でカロリー信仰に陥って,寝る時間がなければカロリーを摂取して埋めようなどという意味不明な理論で,胃に相当な負担をかける毎日でした.
結局胃炎になって,カロリー信仰を棄教したわけですが,大食いのDNAは間違いなく残っています.
もともと太らない体質で,身長178 cmに対して体重58 kgの痩せ型なんですが,齢25も過ぎると体質も変わってきて,最近60 kgを超えました.
体重だけ見ると健康的になってきたように見えますが,その太り方が良くない.
腹がでてきたのです.
僕は,「腹が出る」という現象を,「腹が前に出てベルトに乗る」ことだと思っていたのですが,誤りでした.
真に「腹が出る」というのは,「骨盤より左右に腹がはみ出す」だったのです.
次元が変わったのを感じました.
それに気づいたのは,今年の8月,北海道ツーリングから帰って鏡を見たときでした.
北海道の夜は,キャンプ場とかライダーハウスで一期一会の人たちと飲み食いするんですが,北海道限定のサッポロクラシック,あれを毎日1リットル飲んだのがまずかった.
通称サクラ.あれ美味いんだよね.食うものが全部美味いからかもしれんけど.
かくして私は太りました.
本当にだらしない体です.
腹筋ローラーを買おうと思います.
以上