教育

心機一転

北海道大学への着任から2年が経ち,3年目に突入しました.

この3年間ほどホームページは維持しているものの,ろくに更新せず放置しておりました.

年度始まりということで,部分的にリニューアルして,インターネットでの活動を再開することにしました.

この3年間,論文のPublishや学会や民間助成の贈呈などのイベントがいくつかあり,本当はその度に更新をしていきたかったのですが…
新しい職場で,経験のない新しい分野に挑戦しながら,研究室学生の指導,初めて担当する授業の準備(資料作成)に忙殺され,その中で論文書いたり学会の資料を作ったりと,ホームページに時間を割く余裕が全くありませんでした.

じゃあ今余裕ができたのかと言うと全くそうではなく…

2021年の着任後,民間助成への応募を積極的に行った結果,ありがたいことに2021年に申請した分だけで5件の助成を獲得し,2022年がその採択期間でした.
さらに2022年度の後半には学内資金を3件獲得.
したがって2022年が終わったこの春,助成の成果+お金の報告書のラッシュが到来しております.
年始から卒論・修論は佳境で,年度末の報告会への参加,加えて次年度以降の助成のヒアリングや贈呈式での研究紹介などで,毎週2,3件の締切か資料準備を抱えるという状況となっております…

とはいえ,その状況にかまけていては一向にホームページを触らないだろうと思い,心機一転で手を付けた次第です.

 

私は,教員組織としては大学院工学研究院の環境工学部門という「教員組織」に所属しています.

そして,この部署の担当となる学生組織が,「工学部環境工学コース」「大学院工学院環境創生工学専攻」です.

北大には,総合入試で入学した学部生が2年次から進級先の学部学科(コース)を決める「移行制度」があり,工学部の学生の多くはこの移行制度により2年次から環境工学コースに入り,専門の授業を受け始めます.

東大の「進振り」のような制度です.

もちろん,人気学部やコースでは成績による厳しい選抜があり,志望度の低いコースに配属となるケースもあるでしょう…

どんな状況の学生にせよ,配属された学生をしっかり指導することが我々教員の務めです.

環境工学コースに来たばかりの2年生が,どんな教員がいるのかを調べるとき,ひとつの情報源がホームページになるはずです.

私の学部の担当授業は3年次からなので,授業情報なども充実させていく必要があるかもしれません.

4年次に入ってから研究室配属決めが行われるので,教員の情報は多いに越したことはないでしょう.

1年生にも,進級先選択の一つのヒントになるかな.

そんなことを考えながらホームページを更新した次第です.

ま,半分以上は自分のための備忘録のつもりでゆるゆると運営していきます.

では!