研究報告

【活動報告】第64回日本地球化学会年会に参加してきました

久しぶりの更新です.

9/13-15に東工大で開催された,第64回日本地球化学会年会にポスター発表で参加してきました.
ポスターを見にいらっしゃった皆様に御礼申し上げます.
地球化学会への参加は初めてで大変緊張しました.
雰囲気と最近の流行を知ることができたので,来年は口頭発表で出してみようかと思います.

ポスター発表では,現在論文投稿中の内容を話しました.要旨がJ-Stageで公開される予定なので,公開後また更新します.

紫外可視分光・三次元蛍光・サイズ排除クロマトグラフィーといった,あるいみ「伝統的な」測定手法は,下手すれば時代遅れになりつつありますが,私の研究では伝統的な分光法に,その場測定と速度論的追跡,二次元相関分光,多変量解析といった数学的・分光学的解析と,顕微鏡を組み合わせた直接観測を加えており,これまで言及されなかった速度論的パラメータ―を明らかにしていく余地はまだ十分にあると思い,研究しています.

ただ,正直な手ごたえとしては,

  • 分光一本では弱い
  • 腐植物質の研究が減ってきている
  • まして腐植物質生成におけるメイラード反応の寄与には疑問も多い

という雰囲気を感じました.

今後,模擬反応の研究だけでなく,それが実際の環境でどのくらい現実的なのか,というところまで広げていく必要を大いに感じます.

もうすこしポジティブにとらえると,今の研究室では分光学の知識を最大の武器として実験室的研究の能力を高めているので,博士課程修了後,分光以外の測定やフィールドでの実試料の解析の能力を身につけ,ラボ・フィールドの二刀流研究者を目指していこうと思います.二流研究者ではなく.

そして,博士課程(ラボ)→ポスドク(フィールド)の修行の中で一貫した興味の対象が,「環境中の有機物無機物の生成・運搬・分解などの時間スケール」ということになります.

 

う~ん,
自分の研究なのに説明が下手ですね

来年には学振PDも書くので,そろそろ受け入れ先のフィールド系研究室を探して,上手に未来予想図を語れるようにしておかねばなりませんね...

 

2017年12月4日 追記
講演要旨がJ-STAGEで公開されました.
https://doi.org/10.14862/geochemproc.64.0_276