2017年4月22日@大阪大学豊中キャンパス
SEEDSプログラムに参加する理系高校生向けの「研究発表のためのプレゼンテーションセミナー」において,講師をつとめさせていただきました.
SEEDSプログラムとは,大阪大学が実施する理系高校生向けプログラムです.
SEEDSは「Sekai-tekijuku Enhanced Education for Distinguished Students」の頭文字をとったもので、世界最先端の科学技術にいち早く触れてみたいという意欲的な高校生向けのプログラムです。
大阪大学での多岐にわたる研究に触れてもらうことで科学に対する小さな好奇心の芽を大きく伸ばしてもらうのが目的です。大阪大学SEEDSプログラム「SEEDSとは」
今回は,SEEDS2017年度の実感科学技術プログラムの一環である「研究発表のためのプレゼンテーションセミナー」で講師をつとめさせていただきました.
第一部では「文章作りの基本」として,
「事実」と「意見」を区別することの重要性,引用のルールなどを,ペアワークを取り入れたアクティブラーニング形式で指導しました.
また,第二部では「プレゼンテーションの基本」として,プレゼンテーションの定義,ゴールの設定法,プレゼンで使えるテクニックについて実践練習を交えつつ指導しました.
受講生アンケートより
- プレゼンテーションを上手くやれ、改善しろとはよく言われるのですが、詳しく説明していただける機会がないのでとても参考になりました。特に目的を持ってプレゼンテーションをすることが必要、ということが心に残っています。
- とても楽しく、要所要所で実践もさせていただけたので、聴きやすく頭に入りやすいセミナーでした。
- すごくわかりやすい講義でした。全く「飽き」を感じない本当に楽しい時間でした。これからのポスター発表にいかしていきます。
受講生のみなさんにも満足していただけたようで,なによりです.
しかし,セミナーがうまくいったのは,受講生の皆さんが非常に優秀だったことが大きな理由だと思います.
セミナー開始時にアイスブレークを兼ねてミニ・プレゼンをしてもらったのですが,既に魅力的でレベルの高いプレゼンテーションを披露してくれたので驚きました!
私を含め講師側が,退屈されるのでは,と不安になったほどです...
今回の学びを活かしつつ,今後もプログラムの内外で素晴らしい成果をあげてくれると嬉しいですね.
今回のセミナーは,大阪大学の佐藤浩章先生にご紹介いただき,資料やセミナーの流れなど,先生の監修のもと進めさせていただきました.
この場を借りて御礼申し上げます.